全遊振、例会で幅広い分野の講座を実施

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様々な分野のセミナーが6講座用意され、100名以上の業界関係者が受講した。

 全国遊技ビジネス振興会(全遊振)は4月21日、東京文化会館で「第4期第4回全国遊技ビジネス振興会 例会セミナー」を開催し、業界関係者が多数受講した。

 セミナーは大・小会議室の2会場に分けて行われ、講師は(株)FBマネジメント・山田一歩代表取締役社長兼CEO、(株)船井総合研究所・新井智海シニア経営コンサルタントチームリーダー、(株)ソラリス・溜池ゴロー氏、スパークスネットワーク(株)・中村恵美代表取締役、アイキャンディ(株)・福森加苗代表取締役、(株)ミチスケジャパン・永澤有希組織人事家/人材プロデューサーの計6名が務めた。

 この中で、FBマネジメント・山田氏は「業界の中で勝ち続けるための新しいビジネスの創り方」と題し、新規事業を創造するための秘訣を、実際に新規事業を創造したパチンコホール経営法人の成功例を踏まえて解説。新規事業を検討する中で必要なこととして、「小資本で利益率の高いビジネスにする」「ある程度の計画が出来たら始める」「全て自社でやろうと思わない」ことを挙げ、「アウトソーシングできるところはして、最小限の投資で最大限の効果を出すこと。利益率は10%~15%が望ましい」とした。

 船井総研・新井氏は「守りのパチンコ。攻めのスロット。自粛明けの生き残るマーケティング講座」を講演。今年はパチスロが牽引していくとしたうえで、「ただパチスロを増台すればいいという考えでは全くダメ。正確な市場構造を分析し、『根拠ある機械戦略』が必要」と強調。粗利や稼動状況だけで増台・撤去を決める前に、マーケティング分析によって機種の必要性や適正台数を検討することが大事と述べた。

 さらに、自粛明け以降はパチスロを中心とした「市場分析によるマーケティング戦略」、「お盆商戦のリニューアル戦略」の2つを徹底したホールが勢いが出ると述べた。

 一方、小会議室では女性講師陣により、接客の薦めや女性活躍支援の秘訣など、女性を対象としたセミナーが行われた。

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