遊べるパチンコ目指し、業界団体がイベント

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 パチンコファンの拡大と、安心して楽しめる遊びに市場を創り変えるための試みとして、パチンコをしない人も含めた一般の人々を対象とした『遊べるパチンコ・パチスロオ−プンフォーラム2005』が12月18日、東京国際フォーラムにおいて開催された。

 会場には「体感・遊べるコーナー」として懐かしい手打ち台から、チューリップ台、羽根モノ台などを中心に昔のパチンコ台コーナーを設置。また「遊べる夢時間コーナー」として、昨年の規則改正後の高確率(100分の1前後)の甘デジタイプ、羽根モノタイプなどの新要件パチンコ機や今年秋から登場したパチスロ5号機など、試打が可能なパチンコ、パチスロが勢揃いし、一般の入場者は自由に遊技機に触れて楽しんだ。

 また、一般来場者に記念品を抽選でプレゼントする「記念品コーナー」や、参加者にパチンコに対する様々なアンケートを実施・回収する「アンケートコーナー」も設置。さらに18時からの公開討論会では、篠原菊紀氏と佐々木敦子氏を司会に、業界団体幹部やシンクタンク社長、パーラー経営者、業界ライターなど多数の業界関係者と一般来場者100名が、現在の遊技機や業界に対し意見を交換した。その中で、業界関係者は射幸性が高くなり、ファン離れが著しい業界の現状を伝える一方で、一般の出席者からは、「店の中に入ったことが何回かあるが遊び方がわからない」(未経験者)、「学生時代にやっていたが、タバコの匂いが好きではないので、やめてしまった」(以前の経験者)、「家族旅行で時間がある時にパチンコ店に行った経験があるが、音がうるさく、タバコの煙りが匂う。時間を他の事に費やしたいので次に行かなくなった」(以前の経験者)など多様な声が上がった。

 なお、同イベントの開催には、全日本遊技事業協同組合連合会、社団法人日本遊技関連事業協会、日本遊技機工業組合、日本電動式遊技機工業協同組合、全国遊技機商業協同組合連合会、回胴式遊技機商業協同組合、遊技場自動サービス機工業会、日本遊技産業経営者同友会、日刊スポーツ新聞社が後援したほか、遊技機メーカーや関連企業も協力・協賛した。

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