【コラム】第三のパチスロ ビビッとBT!「ボーナストリガー機」の販促ポイント

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第三のパチスロ「ボーナストリガー機」を定着させるにはどうすれば良いか?ポイントは「役割の明確化」になります。

昨年8月に解釈基準が改正され、実現可能となったボーナストリガー機(以下、BT機)。BT機は、射幸性に頼らないシンプルで遊びやすい遊技性を持ち、市場におけるATタイプとノーマルタイプという二極化した状態の「中間地点」となるところを目指したものです。

現在よりも多種多様で、ユーザーに幅広い選択肢を与えるパチスロ市場を創っていきたいという方針から開発され、離反層を含めたノンユーザー開拓の役割を担うことが期待されています。

あるユーザーアンケート調査によると、射幸性の高いATタイプ(MY約3,000枚)では投資額の負担が大きいが、ノーマルタイプ(MY約1,500枚)ではリターンの満足度が低いというデータが集計されており、BT機は市場の声を形にするマーケットインで開発された、MY約2,000枚という新しい遊技機カテゴライズ(第三のパチスロ)といえます。

従来のノーマルタイプと異なり、 BT機は、主に5つのタイプの遊技性が想定されます。①ループタイプ ②引き戻しループタイプ ③ノーマル+プレミアル
ープタイプ ④ボーナス2回セットタイプ ⑤ボーナス獲得枚数上乗せタイプと、その多彩性も特徴となります。

またBT機は、新たな遊技性の創出を目的としたものであり、新規プレイヤーなどに親和性の高いシンプルな遊技性を持ちつつ、より幅広いパチスロの開発を可能として、業界の活性化につなげていくことを趣旨としていますので、試行錯誤を重ねてさまざまなタイプがリリースされることも想定できます。

メインタイプが定着するまではバリエーションも多く発売されると思いますので、BT機のタイプを明記した販促ツールによって、視認性を高める工夫を行うと良いでしょう。ということで今回は、BT機の「役割の明確化」という観点から販促ツールをご提案させていただきたいと思います。

[販促ポイント]

①「BT機とは?」を説明するポスター
まずは、射幸性の高いATタイプ(MY約3000枚)とノーマルタイプ(MY約1500枚)の中間地点を目指した遊技機カテゴライズ(第三のパチスロ)であることをしっかり訴求しましょう。

スマート遊技機やラッキートリガー搭載機がリリースされた当時を振り返ると、離反層を含めた新規層の初期認知度は1割未満でした。新規層開拓の役割を担うBT機は、その概要を可視化した販促ツールによって視認性を高めることを意識すると良いでしょう。

販促事例①ATタイプとノーマルタイプの中間スペックであることを訴求。

②「各種タイプ分け」の販促ツール
今回リリースされたBT機は5タイプありますので、導入時にはどのタイプのBT機なのかを明確にする「タイプ分け販促ツール」は必須で準備したいところです。また、ボーナスフローを可視化した販促ツールを設置すると視認性は高まります。

販促事例②導入機種がどのタイプのBT機かを説明。

◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
ホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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