全流商が総会、堀井理事長を再任

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パチンコホール向けの景品を取り扱う卸問屋の法人と景品買取所の法人で組織する一般社団法人全国流通商適正化協会(堀井努理事長)は5月13日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで、第3回定時社員総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、堀井理事長を再任した。

総会にあたり挨拶した堀井理事長は、遊技客離れや設備投資による負担増、人手不足などによるホール企業の経営悪化に懸念を示し、「これらの課題に対し、全ての会員が緊密に連携し、英知を結集し、厳しい状況を打破し、業界の維持発展につなげていかなければならない」と述べ、会員相互の連携の強化を呼び掛けた。

議事では全ての議案を可決承認し、令和7年度事業計画では、以下の6項目を推進することとした。
①新規会員の加入促進等組織の充実強化
②会員相互の連携強化や各種情報共有の促進に資する各種施策の推進
③三店方式の在り方に関する調査・研究
④反社会的勢力の現状認識と暴力団の再関与防止に係わる調査・研究
⑤時代に即した各種施策の推進
⑥賞品買取所の処遇改善と効果的な防犯対策の調査・研究

なお、総会後の懇親会に来賓として出席した全日本遊技事業協同組合連合会の阿部恭久理事長は、遊技業界の健全な発展には適正な賞品の取り揃えと流通が重要であるとして、全流商にその役割を期待した。

役員改選で選任された新役員。左から、軍司副理事長、白石副理事長、堀井理事長、大石副理事長、岡田副理事長。

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