岩手県遊技業協同組合はこの度、組合所属のパチンコ店が正月に遊技客に配布するヤクルト飲料に「年賀シール」を貼付する作業を、県内4ヵ所の社会福祉施設に委託し、12月12日に作業報酬と寄付金をあわせた支援金を各施設に贈呈した。
この取り組みは、社会貢献の一環として、同組合とヤクルト本社東日本支店、宮古ヤクルト販売、宮城中央ヤクルト、岩手ヤクルト販売のヤクルトグループが共催しているもので、今回で22回目。
12月5日には同組合の工藤嘉理事長が作業委託先の一つ、岩手県身体障害者福祉協会「岩手ワークショップ」を訪問し、年賀シールの貼付作業を行う利用者らをねぎらった。
12月12日の支援金贈呈式では、工藤理事長が4施設の代表者らに支援金を贈呈。工藤理事長はシールの貼付作業を見学したことに触れ、「一つ一つ丁寧に取り扱っているところを目の当たりにして、皆様のところにお願いして本当によかったと感じている」、「支援金の金額は、決して十分とは言えないが、皆様が行う社会福祉の事業や活動に少しでもお役に立つことができれば、うれしく思う」などと挨拶した。