平和は11月8日、2025年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は717億9,000万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は154億400万円(同26.6%増)、経常利益は152億9,200万円(同33.6%増)、純利益は104億1,500万円(同40.1%増)となった。
遊技機事業の売上高は201億8,400万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は53億1,100万円(同145.9%増)となった。
パチンコ機に関しては、『Pラブ嬢 ~極嬢のハーレム体験~』や『Pバンドリ!』などの新機種を販売し、販売台数は23,000台(前年同期比6,000台増)となった。また、パチンコ機の販売台数増加に伴い、利益率の高いゲージ盤の販売が増加したことも収益を押し上げた。
パチスロ機に関しては、『L ToLOVEるダークネス』や『パチスロL黄門ちゃま天』を販売した。販売台数は23,000台(前年同期比1,000台減)となったが、パチスロ機全体の売上総利益は、リユースによる原価低減の取組みにより、75億9,900万円(前年同期比27.5%増)と堅調に推移した。
また、遊技機市場の今後の見通しについては、スマート遊技機の普及に伴う市場全体の回復が期待されている。特に、パチンコ機ではLT(ラッキートリガー)搭載機やスマパチの販売が引き続き好調であり、スマート遊技機への移行が順調に進んでいることから、さらなる市場拡大が見込まれている。
ゴルフ事業の売上高は516億600万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は114億2,100万円(同0.4%増)となった。
通期業績予想については、2025年3月期の通期連結業績予想として売上高1,582億円(前期比16.0%増)、営業利益300億円(同28.0%増)、経常利益292億円(同28.4%増)、純利益200億円(同20.4%増)を見込んでいる。