【九州遊商が地域のお祭りに協力】障がいを持つ子どもたちと触れ合い
|『やたい劇場』も全面的に協力

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九州地区8県内の遊技機販売商社で組織される九州遊技機商業協同組合(國分寿人理事長)は10月20日、福岡市南区の福岡市立障がい者スポーツセンター「さん・さんプラザ」を中心として開催された「第27回清水ふれあいまつり」に協力団体の一員として参加。チャリティーバザーや子ども向けのくじ引き、飲食コーナーなどを設け、地域住民や障がいを持つ子どもたちと触れ合った。さらに今回は、地域貢献を目的とした屋台サービス『やたい劇場』も協力、たこ焼きをリーズナブルな価格で提供し、盛り上げ役の一翼を担った。

写真は、左から㈱ビート・アップ・井芹洋之社長、九州遊商・有田帝圭副理事長、同・國分寿人理事長、同・日下部明彦氏。

この催しは、4つの障がい者施設(清水ワークプラザ、障がい者スポーツセンター、なのみ学園、南障がい者フレンドホーム)と近隣企業・団体、地域が合同で実施しているお祭りで、地域福祉の現状をより多くの人に理解してもらうとともに、障がい者と健常者が一緒にお祭りを楽しみ、社会共生意識を啓発することが目的だ。

会場では、九州遊商による出店コーナーのほか、各種ワークショップ、物販、施設入居者による作品展示、パラスポーツ体験などが催され、当日は、秋の抜けるような青空のなか、近隣から多くの来場者が訪れ終日賑わいを見せた。

当日は、寄付金の寄贈式が行われ、國分理事長が感謝状を受け取った。(写真最右)

同組合によるこのお祭りへの参加は、社会貢献活動の一環として、コロナ禍で開催が見送られた2020〜2022年を除き、2014年から毎年実施しており、今年で8回目となる。毎回、出店コーナーの収益金は「ふれあいまつり実行委員会」に寄付されており、地域社会の福祉活動に役立てられている。当日は組合員ら30人以上がお祭りの運営に協力した。

行列が絶えなかった『やたい劇場』

 

大道芸人もお祭りを盛り上げた。

 

体育館では車椅子バスケの体験も。

國分寿人理事長は、「九州遊商としては、プール用の車椅子を2014年1月に寄贈させていただいたことがきっかけです。そのなかで、このお祭りの存在を聞き、それならばぜひ協力させて頂きたいと毎年参加することになりました。昨年は、新型コロナが第5類になって間もないこともあり、来場者の中には少し戸惑っている様子も垣間見えたのですが、今日は明るい雰囲気で、コロナ前のお祭りよりも盛り上がっている感じがします。来年以降もできる限り協力していきたいと考えています」と手応えを感じていた。

ビート・アップ井芹社長も真剣な表情で腕をふるった。

また今回、参加協力した『やたい劇場』創始者の㈱ビート・アップ井芹洋之社長は、「今回、お声がけいただき、こういった組合の社会貢献活動を、お手伝いできたことはとても光栄なことです。本当に感謝しています」と喜びの声を語った。

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