セガサミー、『スマスロ北斗の拳』ヒットの反動減で減収減益

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セガサミーホールディングスは11月8日、2025年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は2,116億6,300万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は328億1,600万円(同18.1%減)、経常利益は330億9,500万円(同21.4%減)、純利益は30億3,800万円(同31.1%増)となった。

遊技機事業の売上高は647億7,600万円(前年同期比30.1%減)、営業利益は215億8,800万円(同45.1%減)となった。前期にヒットした『スマスロ北斗の拳』の反動減により減収減益となったが、新作タイトルの販売は堅調に推移し、期初の想定を上回る水準に達した。

特に、同社グループ初のスマートパチンコ機『e北斗の拳10』は約3.5万台を販売し、2024年に発売されたパチンコ機の中で最も多く販売されたタイトルとなった。また、2024年8月の導入以降、稼働水準は市場平均を上回り、4円パチンコ全体の稼働において約5%のシェアを1タイトルで占めるなど、幅広いユーザーに支持されている。

今後については、引き続きパチスロ機・パチンコ機ともに新作タイトルの投入を進める計画である。第3四半期には、パチスロでは『スマスロ頭文字D 2nd』『スマスロ聖戦士ダンバイン』、パチンコでは『Pモンスターハンターライズ』『P盾の勇者の成り上がり』など、複数の新作タイトルを投入予定である。

2025年3月期の通期連結業績予想については、売上高4,450億円(前期比5.1%減)、営業利益450億円(同22.2%減)、経常利益480億円(同19.7%減)、純利益390億円(同18.0%増)を見込んでいる。

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