今回は定点で行っている、パチンコ・パチスロの遊技傾向に関する調査の最新結果を紹介する。
まず、「パチンコ・パチスロのどちらで遊ぶ機会が多いか」の質問に対する結果を見ると、パチンコが75.0%、パチスロが16.3%、両方が8.8%となった。前回調査時(2024年6月時点)と比較すると、パチンコが69.8%から75.0%と5.2ポイント増加。パチスロは17.8%から16.3%と1.5ポイント減、両方も12.4%から8.8%と3.6ポイント減となった。
次に「パチスロで遊ぶ機会が多い理由」について調査した。結果は右の図の通り。これも同様に、前回調査時と比較すると、「元々パチスロで遊んでいるから」が43.1%から56.1%と実に13ポイントも増加した。一方、パチンコの複雑さや投資が嵩む点、パチスロに面白い機種が増えた点、パチスロの方が勝率を高く感じるの4項目はいずれも減少した。
このことから何が言えるかといえば、パチスロを遊技する明確な理由がなくなってきているということだ。
その一つの要因として、高単価機種への偏重が考えられる。スマスロ登場から1年ほどは、6号機時代に失われていた出玉ポテンシャルに注目が集まり、遊技動機として十分作用していたが、近年はコイン単価が4円前後の高単価機のシェアが増えている。
その分、ゲーム性は単調となり、勝率も低下し、以前と比べてユーザーが少しずつだが離れてきている印象を受ける。パチンコの不振によって際立っていたパチスロの優位性が徐々に薄れてきたと見ていいだろう。
調査企業:ブーミングネット株式会社
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