最有力のパチスロ新台は『L Re:ゼロ2』、ただし供給過多に不安も

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メイドインサービスは10月11日、オンラインで第29回パチスロ定例セミナーにて「市場動向と最新機種解説」を開催した。

セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象に、同社が保有する営業データを基に市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。

9月のパチスロ市場では、スマスロは28,000台が新たに導入され、9月末時点でスマスロの設置シェアは約47.4%となった。

業績(9月)は、平均稼働は10,116枚(前月比マイナス2,019枚)、平均売上は29,135円(同マイナス5,514円)、平均粗利は3,784円(同マイナス494円)、平均粗利率は13.0%(同プラス0.7ポイント)。池上氏は「9月は、お盆営業のため業績が良かった8月に比べ、稼働や粗利は落ちる結果となった。どの機種が、というより、全般的に落ち込んだ印象だ」と振り返った。

今後の新台動向については、最有力機種として10月下旬に導入の始まる『L Re:ゼロ2』を挙げ、「最近も市場を賑わせているのは高単価、高純増機種なので、その点で同機にも期待」と評価する一方、「過去2年間で2万台以上の販売があった新台(『番長4』『バジ絆2』『鏡』『北斗』)のうち、稼働貢献が10週以上続いた機種は『北斗』しかない(※『北斗』は20週以上の超長期貢献)。供給過多という点で不安が残る」と懸念を示した。

このほか、セミナーでは人気機種『LモンキーターンV』の早期設定判別について、そのトピックの概要と影響について解説。影響については「今後、ライト層にも認知が拡がるのであれば、平日の稼働に影響が出るかもしれないが、現状では市場平均と比べても特に気にするレベルではない。今後、設定を使うのであれば、2及び4、5も織り交ぜ、なるべく惑わす仕掛けをすべき」とアドバイスした。

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