8月のパチスロ業績が前月比で向上、お盆営業が後押し

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メイドインサービスは9月13日、オンラインで第28回パチスロ定例セミナー「市場動向と最新機種解説」を開催した。

セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象に、同社が保有する営業データを基に市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。
8月のパチスロ市場では、スマスロ31,000台が新たに導入され、8月末時点でスマスロの設置シェアは約47.4%(前月末比プラス3.1ポイント)となった。

業績(8月)は、平均稼働が12,135枚(前月比プラス1,954枚)、平均売上34,649円(同プラス5,118円)、平均粗利4,278円(同プラス415円)、平均粗利率12.3%(同マイナス0.8ポイント)。池上氏は「8月はお盆営業もあって、稼働や粗利は新台を除き全て増加した。パチンコユーザーの流入も稼働増加の要因の1つだ」と振り返った。

機種の動向については、「『Lからくりサーカス』や『LモンキーターンV』は稼働ランキングTOP5の常連となっている。一方で、かつてTOP3に食い込んだことのある『L番長4』や『L聖闘士星矢』は稼働が落ち込んでおり、減台も視野に入れたテコ入れが必要である。新台の『Re:ゼロ2』は、一定の初動稼働が期待できるので、バラエティ~小台数で試してみる価値はある」と見通した。

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