パチスロお盆営業、昨年よりも好調な結果に

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メイドインサービスは8月23日、オンラインにて第27回パチスロ定例セミナー「市場動向と最新機種解説」を開催した。

このセミナーは、店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象に、同社が保有する営業データをもとに市場全体や新台、注目機種の分析を行い、運用に関するアドバイスを提供するというもの。」講師は、同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。

7月のパチスロ市場では、新たにスマスロ5.1万台が導入され、7月末時点でのスマスロの設置シェアは約44.5%に達した(前月末は約44.3%)。

業績(7月)は、平均稼働が10,181枚(前月比マイナス961枚)、平均売上が29,531円(同マイナス2,393円)、平均粗利が3,863円(同マイナス273円)、平均粗利率が13.1%(同プラス1%)であった。池上氏は「6月の業績が良好だった反動もあり、7月は全体的に業績が落ち込んだ。新台の影響力が依然として強い状況が続いている」と解説した。

今回のセミナーでは、特集としてお盆期間の業績に焦点を当てた。今年のお盆は暦が良く、最大9連休(8月10日~18日)となり、これに伴う営業状況を振り返った。

お盆期間中の業績は、平均稼働が12,190枚(前年比105.1%)、平均売上が34,083円(同110.6%)、平均粗利が4,860円(同109.0%)、平均粗利率が14.3%と概ね好調で、昨年と比較してもさらに業績が向上したことがわかった。ただし、お盆前の1ヵ月間の業績と比較した場合、稼働上昇率は115.1%にとどまっており、特にお盆期間が良好だったというよりも、パチスロ市場全体が昨年と比べて良好な業績を維持している状況であると分析された。

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