フェンシングのパリ五輪メダリストが地元高崎で報告会、所属するNEXUSからは3選手に報奨金総計2億5,000万円

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写真は左から、高崎市の富岡賢治市長、敷根崇裕選手、永野雄大選手、見延和靖選手、星野敏NEXUS取締役代表執行役員・元日本フェンシング協会会長、パリ五輪フェンシング男子コーチ橋本寛氏(NEXUS所属)。

パチンコ店《D’STATION》などを展開するNEXUS㈱に所属し、先日開催されたパリオリンピック2024・フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した敷根崇裕選手と永野雄大選手、そしてエペ団体で銀メダルを獲得した見延和靖選手が8月19日、同社の地元高崎市役所を訪れてメダル獲得報告会を実施。会場となった市役所ロビー広場には約500人の市民が詰めかけ歓迎を受けた。また、報告会後の取材に応じた3選手は、所属するNEXUSから報奨金として総計2億5,000万円が贈られたことを明らかにした。

報奨金の内訳は、フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した式根崇裕選手と永野雄大選手が1億円ずつで、エペ団体で銀メダルを獲得した見延和靖選手が5,000万円。このうち見延和靖選手は、前回の東京五輪2020大会フェンシング男子工ぺ団体で、同種目日本勢初の金メダルを獲得したことに伴い、報奨金1億円が贈られたことで大きな話題となっていた。

これについて見延選手は、「無駄遣いすることなく、これからフェンシングをはじめようとする子どもたちへのモチベーションになれば。フェンシングに還元していきたい」と語り、敷根選手は「ロスでは個人、団体とも金を目指して、再び頂けるように頑張っていく」と抱負を述べ、永野選手は「金額の大きさに驚いている。美味しいものを食べたい」とそれぞれ感想を語った。

報告会冒頭に登壇した高崎市の富岡賢治市長は、「本当に素晴らしい功績を上げた。これを機会にフェンシングをやりたいという人が増え、拡がっていけばいいと思う。高崎に縁のある方がメダルを獲得したことを市民の皆さんと喜びたい」と挨拶した。

NEXUSは、パチンコチェーン《D’STATION》をはじめ、フィットネス、ホテルなどを展開。同社では2009年4月、企業スポーツの相次ぐ廃部・縮小による選手の窮状に企業として貢献するため、スポーツ選手を社員として雇用し、「NEXUSフェンシングクラブ」を創部している。

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