多機能遮熱塗料『テラノペイント』(テラノテクノロジー㈱)
大手ホールの㈱ダイナムはこのほど、テラノテクノロジー㈱の多機能遮熱塗料『テラノペイント』の導入を決めた。厳しい調達基準で知られるダイナムの検証で実証されたのは、大幅な空調コストの削減効果だ。
1年かけて実証、厳格な基準を突破
燃料価格高騰に伴う、電気代の値上げ傾向に歯止めがかかる気配は見えていないが、投資回収期間も短い「救世主」が現れた。それが、今回大手ホールのダイナムが導入を決定した多機能遮熱塗料『テラノペイント』となる。
前文でも触れたが、ダイナムによる各種調達は、厳密な基準によって実施されることで有名だ。今回も約一年に及ぶ実証実験が各地の同社店舗で繰り返された。結果高い節電効果が認められ、九州の48店舗での採用に至った格好だ。
「最初は数店舗でしたが、徐々にテスト店舗が増え、より厳密な実証が行われました。室外機の方位によって、どの程度効果が発揮されるかの検証もありました」と振り返るのはテラノテクノロジー㈱の白井稔宏社長。
なお、『テラノペイント』はホール企業以外に、国内を代表する大規模食品工場やスーパーマーケットを中心に多数の導入実績がある。関係者の口コミが広がり海外からの引き合いも出てきているという。
室外機塗装に特化、塗膜は僅か0.1ミリ
今回、厳しい審査を突破した最大の要因は、言うまでもなく、室外機に特化して開発された塗料の性能そのものにある。主な施工データは上記の通りだが、この日本最大級の公的研究機関「産業技術総合研究所」と共同開発された『テラノペイント』は、粒径1~4マイクロメートルの「不整形シリカ」を塗料に 添加することで、これまでにない遮熱効果と熱放射性を実現している。投資回収も概ね2年以内で、保証期間が10年。トータルで見ても、空調コストの大幅な削減に役立ちそうだ。
また、すでに他社の遮熱塗料を採用していた場合でも、室外機にホコリが付着していたり、汚れが生じていれば節電効果が存分に発揮されないことが分かっている。そのため、「改めて弊社の『テラノペイント』を塗布すれば、電気代のさらなる削減が可能となるうえに、設備の高寿命化を実現します」と白井社長は自信を示す。全てのホールで一度、室外機を確認してみる必要性は高そうだ。
さらに同社では、この技術を応用した電源コードの電流清流化施工、ガラス窓の断熱・保温コーティングなど、ホールの節電対策をトータルでサポートしていく方針だ。
テラノテクノロジー株式会社
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