6月24日に開催されたパチンコ・パチスロ産業合同祝賀会で、警察庁の永山貴大保安課長が来賓挨拶をおこなった。永山課長は6月24日付で保安課長に着任したばかり。挨拶の中で、前任者の方針を継承し、業界団体の関係者とコミュニケーションを図っていきたいなどと話した。
合同祝賀会にはパチンコ・パチスロ産業に関わる13団体の関係者や遊技産業議員連盟に所属する国会議員など約600人が出席した。
永山保安課長の挨拶全文は以下の通り。
■全日本遊技事業協同組合連合会第33回通常総会後の「パチンコ・パチスロ産業合同祝賀会」における警察庁保安課長挨拶
ただいま御紹介にあずかりました警察庁保安課長の永山でございます。本日、6月 24日、保安課長を拝命いたしました。着任の正に当日に、このような会にお招きいただいたことを大変光栄に思っております。
まず、先ほど全日遊連の通常総会が執り行われ、阿部理事長をはじめとする執行役員の再任が決まったということについて、心からお慶び申し上げます。また、本日、御列席の皆様方には、平素から警察行政の各般にわたり深い御理解と御協力をいただいておりますことに対しまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
本日は、保安課長としての初日になります。業界のことは、これからよく勉強していきたいと思いますが、前任の松下の方針を継承し、これからも業界団体の皆様方としっかりとコミュニケーションを図ってまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
先程、「遊びの力で、心を元気に。」という業界のパーパスの発表がありました。のめり込みや依存といった業界が取り組まなければならない負の側面の解消を前提とした上で、社会的地位の向上をはじめとする業界の目的を達成するため、業界が一丸となって取組を進めていくことは大変望ましいことだと考えております。
また、引き続き、議連の先生方の御指導もいただきながら、行政を進めていきたいと考えておりますので、これからも何卒よろしくお願いいたします。
結びに、本日御列席の各団体の益々の御発展と、皆様方の御健勝・御多幸を心から祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。