千葉県遊協、「夢まるふぁんど」通じ9つの福祉施設・団体に支援金

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夢まるふぁんど委員と、支援金を受け取った福祉施設・団体の代表者。

千葉県遊協は6月7日、千葉市中央区の京成ホテルミラマーレで第58回目となる通常総会を開催し、上程された11議案すべてを承認した。総会前には、千葉県暴力団追放県民会議および千葉県警察育英会に寄付金が贈呈されたほか、同組合と県内3メディアで組織される「夢まるふぁんど委員会」を通じ、9つの福祉施設・団体に支援金が贈られるなどした。

通常総会冒頭に挨拶した星山聖達理事長は、「今年に入り、アメリカメジャーリーグ大谷翔平選手の元通訳水原一平氏の事件が明らかになって以降、ギャンブル依存に関する報道が増え、社会の注目を集めている。これら報道の中には、パチンコに対して誤った認識や偏った内容も見受けられ、それらを見過ごさず、適宜、抗議や要望を関係機関に対して行っていくことが大切。と同時に、我々がギャンブル依存に対する正しい知識を身に付け、日々取り組んでいる依存対策の内容やギャンブル依存におけるパチンコが与える影響度を、エビデンスに基づいてしっかりと発信していくことが重要」と呼びかけるなどした。

一方、千葉県警察本部生活安全部の田中健一部長の祝辞を代読した同風俗保安課の上田祐介課長は、「広告宣伝のガイドラインを策定するなどの取り組みが進められ、貴組合をはじめとした皆さま方もそれに応じた自主的な取り組みを推進していただいたことにより、令和5年における広告宣伝に関する違反の取り扱いはなく、営業の健全化への取り組みが着実に効果をあげている状況がうかがえる。しかし依然として、県警に寄せられる情報の中には、違反が疑われるものもある。皆さま方の自主的な取り組みが広告宣伝の健全化に欠かせない。引き続き組合を中心とした現在の取組を推進していただきたい」と求めるなどした。

星山聖達理事長

千葉県警察本部生活安全部風俗保安課上田祐介課長

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