東京都東村山市などで《パチンコ大学》を経営する株式会社山水が実行委員を務める「第12回スポGOMI大会in東村山」が6月8日、西武新宿線久米川駅前で開催され、地域の22チームがゴミ拾いを競いながら、駅前や路地、河川敷などの清掃に汗を流した。
同大会は「ゴミ拾いはスポーツだ」を合言葉に、競技エリア内に捨てられたゴミを集め、ゴミの重量をポイント化して合計点を競うもの。当日は、パチンコ関連では地域で営業する《パチンコ大学》と《オゼック》、主要機器メーカーのマースエンジニアリングのほか、東村山市内の郵便局、日体桜華高等学校、東村山市少年野球連盟、明治安田生命保険など、合計22チーム・126名が参加した。大会には東村山市や東村山市教育委員会なども後援した。
開会式で山水・平澤秀哲社長は、コロナ禍などがあり約5年ぶりに再開できたことに感謝を述べたうえで、「今回は、2歳から74歳まで大勢の方に参加していただいた。ケガや事故がないようにゴミ拾いを頑張ってください」と挨拶した。
競技は約1時間にわたって行われ、参加チームは久米川駅を中心に駅前ロータリーや飲食街の路地、駐車場や河川敷などに捨てられたペットボトルや空き缶、ビニール袋や紙くずなどを回収した。集めたゴミの総量は118.86Kgとなった。
参加した小学生は、「他のチームに負けたくなかったので頑張って拾った」と楽しんだ様子。保護者の男性は、「普段、街を歩いているとゴミはあまり気にならないが、意識をすると結構落ちていた。街がきれいだと気持ちがいい」と笑顔を見せていた。