森山理事長を再任、60周年記念祝賀会では山本一太県知事から感謝状/群馬県遊協

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群馬県遊協は6月6日、前橋市のマックスクエアワンで創立60周年記念第59回通常総会を開催した。

総会は組合員総数81名中、75人(委任状含む)が出席し、成立。事業報告など全6議案を審議し、全て可決した。また役員改選により、森山秀夫理事長が再任を果たした。

森山理事長は「ここ数年、コロナ禍の影響等もあり、遊技人口並びに店舗数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、情勢は一層深刻化している。加えて新紙幣対応など新たな課題にも直面しているなか、業界はこれまでの在り方を抜本的に見直すとともに、改めて遊びを提供するという遊技業の原点を再確認し、お客様に楽しみと癒しを提供する必要があると考えている」と挨拶。事業計画では、組合の基本方針として「ファンの回復拡大」「依存問題への対応」「安定したホール経営の推進」「広告宣伝の適切な対応」「積極的な社会貢献活動」を掲げた。

また来賓として出席した公益財団法人群馬県暴力追放運動推進センターの森下実専務理事は、県内の暴力団情勢について「全国的には減少傾向だが、当県では数年前から下げ止まっている。組織の実態を隠した上での特殊詐欺など、いわゆる以前の“脅し”から“騙し”に変わってきている。一方で伝統的な手口である“みかじめ”料などの不当要求に関する事案も散見されている。県民の生活を守るには、警察の徹底した取り締まりと、県民総ぐるみの排除活動が車の両輪となって機能することが重要だ」と述べ、明るい街づくりの実現に向けた支援、協力を要望した。

総会後の祝賀会では、同県遊協から群馬県に児童虐待防止対策に関する寄付金目録を贈呈。同県からは感謝状が贈られた。同県の山本一太知事は「創立60周年、誠におめでとう。虐待防止対策に関する寄付を頂き、感謝を申し上げる。児童虐待は子どもの未来を奪う行為で決して許されない。今回、頂いた寄付は県民への普及啓発などに有効に使わせていただく」と謝辞を述べた。

森山秀夫理事長

 

群馬県の山本一太知事

 

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