大遊連青年部会が総会、行政担当官は広告宣伝ガイドラインの趣旨浸透を要請

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金森健鎰部会長

大阪府遊技業組合連合会青年部会は5月31日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で第37回定時総会を開催した。

冒頭のあいさつで金森健鎰部会長は「物流業界の2024年問題、設備投資の増大、新紙幣対応など様々な問題が立ちはだかっているが、コロナ禍の苦しい時期を乗り越えた経験を糧に、青年部が汗を流して尽力すれば必ずや希望の光が見えてくる。業界、地域社会に貢献できる青年部会を今後も目指していく」と決意を新たにした。

来賓の大阪府警本部生活安全部保安課の西川敦管理官は、青年部会が年末に開催している未来っ子カーニバルを「最大規模の社会貢献活動」と評価。一方、広告宣伝の健全化について、「ガイドラインではSNSで晒し屋など第三者を使って設定状況を示唆する広告宣伝やステルスマーケティングの運用基準が示されたが、ガイドラインに示されていない脱法行為が蔓延れば何の意味もない。ガイドラインの趣旨を徹底し、不適切な広告宣伝が広がらないように、ガイドラインの趣旨をすべての業者に浸透していただきたい」と要請した。

また、第二部の講演会ではAIコーディネーターの門岡良昌氏が「ChatGPTと生成AIの実践的活用」と題して登壇した。その中で年々進化する生成AIは、司法試験にも上位で合格するレベルで、動画を生成するSoraはハリウッドでも使われているとし、「パチンコビジネスの発展アイデアも出してくれる。集客の提案にも応えてくれる。アンケートの作成から分析までやってくれる。自分の相談相手に使うとよい。とにかく使ってみることが大事。小さな気づきが大きな進化になる」とアドバイスした。

西川敦管理官

門岡良昌氏

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