岩手県遊協総会、活性化に向けた新しい取り組みに注力

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岩手県遊技業協同組合は5月30日、盛岡市内のホテルで2024年度通常総会を開催。工藤嘉理事長は、県内の店舗数がピーク時には200店舗を超えていたものの、現在では91店舗まで減少していることなどに触れ、「厳しい時代こそ、業界が一体となって活性化に向けた新しい取り組みに一層力を入れていかなければならない」と強調した。

工藤理事長はまた、スマート機やラッキートリガー等の登場により遊びの幅が広がっていること、広告宣伝ガイドラインにより効果的な広告宣伝を適正に推進していること、賞品提供ガイドラインにより賞品の多様化に対応していることなど、業界の取り組みを多くの人に知ってもらい、パチンコ・パチスロから離れている人に興味を持ってもらえるよう組合として力を入れていきたいと述べた。

議案審議では、2023年度の事業報告・収支決算や2024年度の事業計画案・収支予算案など、第6号議案までを審議し、いずれも原案通り可決承認した。

来賓挨拶では、岩手県警察本部の藤林隆博生活安全部長が、県内の犯罪発生状況を報告し、特にSNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺などの特殊犯罪に注意を促したほか、業界に対して、広告宣伝の適正化、のめり込みと依存防止対策、違法行為の防止、の3点を要請した。

総会ではその他、組合加盟ホールの長期勤続従業員(30年、20年、10年)計78名を表彰した。

長期勤続従業員の受賞者計78名の中から代表3名に工藤理事長(左端)から表彰状を手渡した。

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