三重県遊協総会、県・警察本部・組合の三者間で災害時協定締結を報告

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総会の模様。

三重県遊協は5月21日、ホテルグリーンパーク津で「第63回通常総会」を開催した。

冒頭、権田清理事長は「遊技業界を取り巻く環境は、コロナ禍の3年間を乗り越え、少しずつ改善はしているが依然として多額の設備投資が続く状況に変化はなく、本年度も厳しい経営環境下での営業になる。だが、遊技機はスペック向上がみられ、政治を通じて国の政策にも我々業界の声が届くようになってきている」と期待感を示したうえで、今後も業界として、引き続き依存対策に真摯に向き合う姿勢を固辞していく必要性を強調した。

さらに権田理事長は、元旦に発生した能登半島地震について触れ「このような自然災害は決して他人事ではない。三重県においても南海トラフを震源とする大地震の発生が危惧されている。こうした自然災害が発生した際に備えるため、昨日、三重県、警察本部、三重県遊協の三者間で『災害時における協力および支援に関する協定』を締結した。防災関連物資の備蓄を推進していただくとともに、一時避難場所など、ホールが防災インフラとして機能できるよう、協力をお願いする」と述べた。

来賓からは三重県警察本部生活安全部の出口浩部長が挨拶。各種組合活動に対して敬意と謝意を示し、「遊技業界は遊技人口、売上等の減少が続いていると言われている。とはいえ、今なお遊技業界は非常に多くの方々に、身近で手軽な大衆娯楽として親しまれていることに間違いはない。皆様が一丸となり、より健全となるための取り組みを一層推進されることに期待している」と述べた。

議案審議では上程議案を全て可決承認した。また、総会開会に先立ち、県内団体への贈呈式を実施。認定NPO法人フリースクール・三重シューレをはじめとする3団体に、活動支援金や啓発物品、助成内定証を贈呈した。

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