遊技機リサイクル協会、約15万台のパチンコ・パチスロをリサイクル処理

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一般社団法人遊技機リサイクル協会は5月20日、都内で第18回定時社員総会を開催した

冒頭、趙顕洙代表理事は、遊技機メーカーによる排出台の下取り、買取が増え、協会のリサイクルシステムによる排出台の処理台数が減少していることを指摘。「令和5年度の決算はそうした状況が如実に表れた数値となった。厳しい状況が続いているが、処理料金を改定したり、パテント商品の開発に力を入れたりして、この1年、運営に励んできた」と振り返り、その上で、「当協会は遊技機のリサイクルと排出台の適正処理を掲げてやっている。ホール側として、唯一のリサイクルシステムを保有する意義のある団体」として、協会運営への理解を示した。

事業報告によると、2023年度中に協会システムで回収、リサイクル処理した遊技機台数は、パチンコ(本体、盤、枠)が100,217台(前年比35.17%減)、パチスロが53,276台(同13.27%減)となった。

協会システムに参加する各都道府県組合は37道府県組合で、前年からの新規参加はなかった。参加メーカーでは、パチンコ機メーカーが1社増えて計35社、パチスロ機メーカーは3社増え計55社となった。

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