東京都遊協は5月23日、広告宣伝ガイドラインに記載されていない事例に対する解釈について、組合員ホールに通知した。これは5月22日の臨時理事会で決議したもので、広告宣伝ガイドラインが改定され続けている中で、まだ明記されていない事例について当面の解釈を示すものとしている。
具体的には、以下の内容を決定した。
・実際に来店していない者の来店告知
実在・非実在を問わず、来店していない人物の来店告知はガイドラインに抵触するものとする。これには、画像生成AIで作成した画像に名前を付けたものや、VRやAR、モニターなどでの映像公開を来店とする行為も含むこととした。
・グランドリニューアルオープンの文言使用
大規模なリニューアルオープンを「グランドリニューアルオープン」と表記する行為は、ガイドラインに記載されていないため、使用を控えるように求めた。
・機種ごとの時差開放
機種ごとの時差開放は可能だが、広告宣伝においては機種名や開放時間のみを記載し、出玉イベントと誤認されないように注意することとした。
・国民の祝日
特に「海の日」の広告宣伝については、海物語シリーズを連想させることから、遊技機の性能改変や設定状況を示唆する文言や画像の使用を避けるように配慮することとした。
・店長就任の広告宣伝
店長就任の挨拶などは問題ないが、「店長が好きな◯◯」などの文言を使って遊技機の性能改変や設定状況を示唆する内容を避けるようにし、出玉イベントのような広告宣伝を行わないようにすることを求めた。
同組合では、これらのガイドラインに対する解釈を遵守し、適切な広告宣伝活動を行うよう呼びかけている。