パチスロGW営業、前年より平均稼働落とすも、高射幸機の台頭で平均粗利は上昇/メイドインサービス

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メイドインサービスは5月18日、オンラインで第24回パチスロ定例セミナーを開催した。

今回のテーマは「SIRIUSで見る4月市場動向とGW振り返り&最新機種解説」。セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象に、同社が保有する営業データを基に市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。

4月のパチスロ市場では、スマスロ61,500台が市場に導入され、4月末時点のスマスロの設置シェアは約39.1%となった。

業績(4月)については、平均稼働が9,573枚(前月比-183枚)、平均売上26,303円(同-606円)、平均粗利3,618円(同-74円)、平均粗利率13.8%(同+0.1%)。池上氏は「長期で稼働維持していた『S沖ドキ!GOLD-30』や『Lからくりサーカス』が大きく稼働を落とした。特に『S沖ドキ!GOLD-30』は、『Lチバリヨ2』の影響が大きい」と解説した。

GW期間中の市場動向については、過去のデータと比較しながら検証。業績の良かった昨年に比べ今年は、稼働(昨年12,698枚→今年12,023枚)、売上(同32,834円→32,270円)ともに2%〜5%程度の減少となった。ただし機械性能が高い機種が多く出たため、粗利額(同4,122円→4,633円)や粗利率(同12.6%→14.4%)は向上した。

新台解説では、注目の『押忍!番長4』について「設定1の出玉率は概ね公表値通りで、集計期間中(4月22日~5月15日)の稼働も20,000枚以上をキープしている。設定1の勝ち率も35%台と平均値通り」とした一方、「差玉はコンプリートに至る事例が少なく、中射幸機に位置づけられる。当初は良かった稼働もGW明け以降は落としており、差玉に期待したユーザーの一部からは期待外れの印象もある。設定に準拠した出玉性能となっており、稼働を維持するには積極的な設定投入が必須だ」と分析した。

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