京都府遊協青年部会は4月17日、京都市上京区の京都ブライトンホテルで第48回定期総会を開催した。
冒頭のあいさつで木下大佑部会長は、「2021年4月に部会長に就任して以来、昨年は新型コロナウイルスの影響を受けることなく、例年行っていた全ての行事を無事に行うことができた。青年部の活動を充実させるためにさらに精進したい」と新たな決意を語った。
令和6年度の事業計画では、現在の会員数が会員資格の年齢制限を45歳から50歳に引き上げても11名だったことを受け、新規会員の加入促進などが盛り込まれた。
来賓として出席した京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の向日路孝祥室長補佐は、「広告宣伝の健全化を図るためのガイドラインの第2版が2月に発出された。業界団体の自主的取り組みに期待し、一定程度委ねる形になっている。これを意義あるものにするためには全てのホール関係者へ周知・指導・是正勧告を行い、不適切な広告宣伝が広がらないようにガイドラインの趣旨を浸透させてもらいたい」と協力を要請した。
また京都府遊協の白川鐘一理事長は、2030年大阪で開業が予定されているIRカジノに触れ、「一番の心配は依存症が問題になると必ずパチンコ業界が取り上げられること。パチンコの依存対策としては、全日遊連が中心となり、2006年にリカバリーサポート・ネットワークを立ち上げており、満18年になる。皆さんもこの趣旨を再認識し、ポスター掲示などを徹底していただきたい」と呼び掛けた。