東京都足立区で営業する《メッセ竹の塚店》は2月19日、店舗周辺の地域清掃活動を実施。同活動には同店のほか、《メッセ扇店》《メッセ南千住店》《メッセ江戸崎店》に加え、《マルハン鹿浜店》のスタッフも参加。競合関係にある両社の店舗だが、地域貢献と業界ブランド力の向上を目的に、共に汗を流した。
当日は総勢24名が4グループに分かれ、《メッセ竹の塚店》の周辺地域を歩きながら、幹線道路沿いの植え込みなどに捨てられたビニール袋やペットボトル、タバコの吸い殻などを約1時間にわたって収集。途中、下校途中の学生に対して大きな声で挨拶をする姿も印象的だった。
昨年11月以来、2回目の実施となる合同地域清掃。メッセグループ4店舗を統括する鷹山エリア長が《マルハン鹿浜店》の藤山猛店長にアプローチを掛け、企業の垣根を越えた清掃活動が実現した。
鷹山エリア長は「これからも四半期に1回くらいのペースでこうした活動を継続していきたい。共に地域貢献活動を通して地域を盛り上げていければ、業界のイメージアップやブランド向上に自ずとつながっていくと考えている」と話す。
《メッセ竹の塚店》の栗林康晴店長は「競合店同士が手を取り合うことに排他的な人もいるが、それは古い考え方。こうした活動をきっかけに業界全体が変わっていかなければならないと考えている。全国的に広がれば嬉しい」と想いを述べた。