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最新のデジタルサイネージが一堂に展示された会場。
ホールの集客装飾品を手掛けるインターコスモスは、このほど創業40周年を迎え、2月15・16日の2日間に亘って、大阪市北区の本社ショールームで記念の大感謝祭を開催。会場には、同社が得意とするプロペラ式『ZANZO』や湾曲にも対応するサイネージビジョンなどが多数展示された。
ホールで屋内型のサイネージの需要が高まったのは3年ほど前から。店内POPの差し替えが簡単にできることに加え、プロペラ式など安価なものが登場したことでホールのニーズを押し上げた。100センチのプロペラ式を6連結させることで、より大型のサイネージへ変身させることも可能になっている。また、柱巻き方式では、柱全体サイネージビジョンとして使えるようになった。屋内での自由度の高いサイネージが増えたことが、デジタルサイネージ化へ拍車をかけている。
デジタルサイネージは動画と静止画の組み合わせで、より魅力的な映像に進化。つまり、動画で訴求して文字で情報を読ませることができるツールとも言える。1983年、ラミネート販売からスタートした同社は、ラミネート加工したスタート札などでパチンコ業界へ参入。椅子カバーや店内タペストリーなどホールの要望で様々なオリジナル装飾品を手掛けてきた。ホールの販促物内製化の動きに合わせて、大型プリンターの販売も行った。
同社の作道洋介社長は「当社の成長はホール様のお陰と言っても過言ではありません。グランドオープンやリニューアルオープンが多いのがパチンコ業界の特徴で、短納期に応えられるように、スピードで対応したことがわが社の力となりました。これからもパチンコ業界が元気になり、お客様を楽しませる装飾品を提供していきます」とホールへの感謝と次なる挑戦を誓った。
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受付周りもすべて商品展開された。
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ホールへ直接出向き商品説明する出張ショールームトラック。