ダイコク電機は2月13日、2024年3月期第3四半期の連結決算を発表し、売上高438億4,900万円(前年同期比88.3%増)、営業利益116億6,400万円(同195.4%増)、経常利益117億3,100万円(同183.1%増)、純利益81億7,400万円(同188.6%増)と大幅に伸長した。
主力の情報システム事業では、パチンコホール経営企業において、スマート遊技機導入による活発な設備投資需要が継続する市場環境のもと、『パチンコホール向け製品等』の売上は、スマート遊技機専用を含む当社カードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA」、「BiGMO PREMIUM」の販売台数が好調に推移。スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数も増加した。
また同日、通期業績予想を上方修正し、売上高535億円(前回予想比4.9%増)、営業利益117億円(同11.4%増)、経常利益118億円(同11.3%増)、純利益82億円(同13.9%増)とした。
修正理由として、第3四半期以降も引き続きスマート遊技機の普及に伴う設備投資は活発化しており、スマート遊技機に必要なカードユニット「VEGASIA」や、出玉情報等を分かりやすく表示する情報公開端末「REVOLA」、「BiGMO PREMIUM」等の製品販売は計画を大幅に上回るとともに、今年7月の新紙幣発行によるカードユニット等の設備更新需要を挙げている。