心肺停止の男性客を救命、《パチンコ22花巻インター店》に表彰状

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表彰状を手にする《パチンコ22花巻インター店》の岸店長(中央)。左は八重樫消防長、右は小原消防署長。

岩手県花巻市の《パチンコ22花巻インター店》は、心肺停止状態となった70代の男性客に対し従業員が心肺蘇生等の救命処置を的確に行い、人命を救助したとして、2月5日に花巻市消防本部から表彰状を受彰した。

岩手県遊技業協同組合のリリースによると、同店で1月4日午後2時頃、男性客が倒れたところを従業員が目撃し、男性に声掛けしたところ、全く反応がなかったため、岸宏店長に状況を伝えて119番通報した。その後も男性客の意識が戻らず、心肺停止が認められたため、救急隊到着まで店長と従業員2名の計3名がAED(自動体外式除細動器)を使って心肺蘇生と胸骨圧迫を行い、約10分間にわたり救命活動を行った。男性客は病院搬送後、医師の手当てを受けて一命をとりとめた。

表彰式で岸店長は、「1人の命を助けられたことは非常に大きなこと。今後に生かしていきたい」と話した。表彰の模様は地元新聞等でも大きく報道された。

同店では、店長、従業員が消防による救命講習を受講しており、AEDの使用方法を習得していた。

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