【調査】パチンコ「ラッキートリガー」機への期待度、約3割に留まる

昨年6月、パチンコに関する内規が改定され、新たなゲーム性のひとつとして「ラッキートリガー」の搭載が可能となった。これによりライトミドルや甘デジなど遊びやすい確率帯でも、出玉の楽しみが得られる機械が開発可能となり、より多種多様なパチンコを提供できるようになる。導入は3月からと、導入間近ということもあり今回は、ラッキートリガーに関する調査を行った。

まずは認知度について、「知っている（聞いたことがある）」と回答したのは全体の18.6%、「知らない（聞いたことがない）」は81.4%だった。

これは、ラッキートリガーの具体的な仕様が見えてきたタイミングと、ラッキートリガー搭載機がメーカーから発表されたタイミングが、どちらも昨年末から年明けにかけて行われたことが要因だろう。今後、露出が増えていけばおのずと認知度は上がっていくのではないだろうか。

次に、ラッキートリガー搭載機が導入されたら実際に打ってみたいかどうかを調査した。その結果、「打ってみたい」が32.0%、「導入されてみないと分からない」が52.4%、「打たない」が15.6%となった。

半数以上がとりあえずは様子見という姿勢で、積極的に打ってみたいというユーザーは3割に留まった。ラッキートリガー搭載機へは、出玉性能に期待する声が多い反面、その複雑なスペック・ゲーム仕様や、恩恵を受けるまでのハードルが高い面などに対しては不安があるようだ。ラッキートリガー搭載機がどのようなスタートを切るのか、注視したい。