【コラム】年末年始のパチスロ動向に要注目ポイント有り

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2024年度も1カ月が経過し、本年度の新台も続々と登場しています。今回のコラムでは、2023年末から2024年始にかけた年末年始の稼働状況に関して、1年前のデータと比較して気づきがあったため共有したいと思います(文=ジェイさん@発信する遊技機クリエーター/J-BEAT合同会社代表)。

パチスロの稼働成績が大幅に上昇

こちらの表は2022年と2023年の年末年始1週間の全国ホールの平均営業成績の差分をまとめたものです。

まず特筆すべき点は1台平均アウトが1,000枚以上上昇している点です。こちらはかなりインパクトのある数値であるといえます。

1台平均売上や1台平均粗利も大きく増加していますが、平均コイン粗利でみるとほぼ横ばいである事から、機種運用に関しては同程度で、単純に稼働が上がった事で、売上が上がっています。

平均コイン単価の上昇は高単価機が多いスマスロの影響による上昇です。現在において高稼働している『L革命機ヴァルヴレイヴ』や『Lからくりサーカス』などコイン単価が4円を超えてくる機種が代表的です。

年末といえば毎年話題機種が登場し、今回の年末年始も2023年12月末に登場した『Lバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION』が稼働をけん引し、12月頭に登場した『Lモンキーターン5』『Lマジカルハロウィン8』も安定的に稼働しました。

一方で注目したいのは、新台以外で10,000枚アウトを超える機種数が増えている点です。

10,000アウトを超える機種数は2022年度末が15機種、2023年度末は21機種と、6機種増加しています。さらに、ここから新台(3カ月以内導入機種)を除くと、2022年度末が7機種、2023年度末は11機種です。

もちろん直近の新台が稼働の中心とはなっているものの定番機種も増えているという事です。

パチスロの定番機種として真っ先にあがるのがジャグラーシリーズとなり、この点は1年前と比較しても同じであるものの、AT機から『Lパチスロ北斗の拳』『S沖ドキ!GOLD』『L革命機ヴァルヴレイヴ』などさまざまなコイン単価帯で定番機が存在するようにもなりました。

2023年度はメダル機からスマスロへの入替えが行われた年となり、多くの新台入れ替えが行われました。高稼働につながった大きな要因は6.5号機内規によって、それまでの機種とのスペック性能の違い(スペック性能アップ)が挙げられます。

現時点では内規変更など出玉性能に影響を与える仕様変更の話もきこえていません。

つまりスペック性能に関しては今後の機種で大きく変わる事はないため、スペック性能トレンド自体は大きく変わらない期間でもあり、定番機種が増えやすい時期に入ったといえます。

最近では新台導入だけでなく、新パネルでの既存定番機種の増台も増えてきているのもパチスロ市場のトレンドといえます。

今年度は安定的な稼働をする定番機をさらに増やしつつ、パチスロがより一層盛り上がっていくのを期待したいですね。


◆プロフィール
ジェイさん@発信する遊技機クリエーター
J-BEAT合同会社代表

発信するプロ遊技機クリエーター兼ライター。過去遊技機メーカー3社で勤務。在籍中に10数機種の遊技機開発に携わる。現在は法人を経営しつつ、フリーのクリエーターとして遊技機開発に従事。また、メーカー所属では出来ない発信、評論活動を行っている。
X(旧Twitter):https://twitter.com/jsan65536

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