新潟県内でパチンコホール《DAMZ》等を運営する第一実業は12月20日、店舗スタッフを対象に、毎年恒例の普通救命講習を行った。今回は30名のスタッフが参加し、AEDを用いた心肺蘇生法、異物除去法、止血法などの緊急救護技術を学んだ。
ダムズグループは、顧客の緊急事態に備えるとともに、従業員に応急救護の知識を広めることを企業の社会的責任（CSR）の一環と位置づけている。特に、2023年1月には、過去にこの講習を受講したスタッフが、店内で心肺停止状態にあった女性を救命する事例もあり、その重要性と効果が実証された。
今回の救命講習の様子は、複数の地方テレビ局によって取材され、その社会的意義が広く認識される機会となった。同社は、この活動を通じて地域社会に貢献し、従業員の安全意識向上に努めていることを強調し、今後も毎年の講習を続けていく予定であるとした。
普通救命講習を受ける同社の店舗スタッフ。
