日遊協、女性向けウェブサイト「ミモレ」の記事に質問書

投稿日:

会見の様子。

日遊協は11月30日、都内の本部事務所で定例理事会に伴う記者会見を開催し、講談社の女性向けのウェブサイト「ミモレ」に掲載された、車内放置事故とパチンコを関連付けた記事に対する質問書を10月24日付けで送付していたことを報告した。なお質問書を受け、現在記事は修正されている。

記事は、埼玉県議会で今年10月に議論されていた子どもの放置を禁止する条例案の問題点を指摘したものだったが、その文中で、子どもの放置事故を表現する比喩にパチンコを用いていたことを日遊協が問題視。同サイト編集部に対し、配信記事の修正等を要請したという。

問題視された記述は、埼玉県の条例案を非難する一方、命に関わる子供の放置防止への理解を示す文脈のなかで、「子どもを放置してパチンコなどに夢中になり、子どもを死なせてしまうケースが後を絶たないことを考えると、放置を禁止すること自体に反対する人はほぼ皆無でしょう。しかし、今回の条例案はそのようなものではありませんでした」としていた。

修正後の記事では、「親が自分の趣味などのために、自宅や車内に子どもを放置してしまうケースが後を絶たないことを考えると、放置を禁止すること自体に反対する人はほぼ皆無でしょう」と変更。また同サイト編集部が11月13日に発出した回答書では、「パチンコ業界関係者の方々の努力を否定する記事ではないということと、事実に基づいた正確な記事作成に努める」との返事があったという。

また会見では、広告宣伝のガイドライン第2版の策定が最終段階を迎えていることが報告されたほか、新規正会員として、(有)愛邦(福岡県、國分寿人代表)の入会が伝えられた。

-業界ニュース
-

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5