余暇創研は10月26日、都内で「レジャー白書2023」の概要説明会を開催。パチンコ参加人口は前年比約7%増の770万人になったことが分かった。参加人口の増加は2年連続。人数にして50万人増えた。その一方、いまだ2019年の参加人口890万人を大きく下回っており、コロナ禍からの回復を果たせていない現状も浮き彫りになった。
市場規模については、2020年から3年連続横ばいとなる14兆6,000億円。余暇創研では要因について、「パチンコは2年連続で伸長したが、パチスロが落ち込んだことにより相殺された」と分析している。参加率は、男性が前年比1.4ポイント増の13.0%、女性が同0.2ポイント増の3.4%となった。
調査は、今年2〜3月にかけてインターネットを通じて実施。全国15〜79歳の男女、3,306人から有効回答を得たという。