山口県遊技場防犯組合連合会が創立70周年、健全娯楽と安全な地域の実現に決意

投稿日:2023年10月23日 更新日:

山口グランドホテルで開催された創立70周年記念大会。

山口県内のパチンコ・パチスロ80店舗が加盟する山口県遊技場防犯組合連合会(金栄作会長)は10月20日、創立70周年を記念した式典を山口市内のホテルで開催。店舗関係者のほか、山口県警察本部をはじめ、山口県防犯連合会、山口県暴力追放運動推進センター、業界関係団体の来賓者など、計121名が出席した。

金会長は、1953年3月に前身である山口県遊技場組合連合会が結成され、その後の業界や組合の栄枯盛衰を振り返り、「諸先輩方は知恵を絞り、汗を流し、組合組織の団結を図りながら艱難辛苦を乗り越え、今日の業界を作り上げてきた」と強調。近年のファン減少などの課題に対しても「今こそ大衆娯楽の原点に立ち返り、多くのファンが小遣いの範囲内で楽しむことができる健全娯楽への道に邁進しなければならないのではないか」と述べた。同時に業界が普通の業種として成り立つよう、ビジネスモデルの再構築の必要性を示した。

その上で、「組合が防犯組織として安全な地域の実現の一助となるように活動を続けていかなければならない」として、「本日は新たな旅立ちの日として、引き続き、行政機関の指導を賜りながら、業界が一丸となって努力していく」と決意を述べた。

来賓挨拶では、山口県警察本部・原田勝己生活安全部長、(公社)山口県防犯連合会・長尾安文専務理事、(公財)山口県暴力追放運動推進センター・光井一彦会長、全日本遊技事業協同組合連合会・阿部恭久理事長が祝辞を述べた。

式典では特別功労表彰として、梁川康成前会長兼前理事長に感謝状と記念品を贈呈した。梁川前会長は20年にわたり第8代会長(理事長)を務めてきた。

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