SANKYOは8月7日、2024年3月期第1四半期の連結業績を発表した。売上高は507億7,700万円(前年同期比82.9%増)、営業利益は191億8,800万円(同102.9%増)、経常利益は194億8,200万円(同98.2%増)、純利益は140億8,000万円(同77.5%増)と大幅に伸びた。
遊技機関連事業では、パチンコ機は『炎炎ノ消防隊』をはじめとする新規タイトルと、引き続き高稼働の『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』の再販により、販売台数77,000台(前年同期は62,000台)を達成。一方、パチスロ機は『パチスロ 炎炎ノ消防隊』とスマートパチスロ機『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』の増産により、販売台数19,000台(前年同期は1,000台)と大きく伸びた。
補給機器関連事業では、売上高67億円(前年同期比920.4%増)、営業利益5億円(前年同期は1,200万円の営業損失)を達成。その他の事業においても、売上高9,700万円(前年同期比129.1%増)、営業利益3,200万円(同1,530.9%増)となり好調を維持した。
通期の業績予測は、売上高1,750億円(前年同期比11.3%増)、営業利益595億円(同1.7%増)、経常利益600億円(1.1%増)、純利益415億円(同11.5%減)。次期看板タイトルとなるパチンコ機『フィーバー機動戦士ガンダムSEED』の投入も控え、業績は引き続き好調が見込まれる。