KYORAKU吉本.ホールディングスは8月5日、京楽産業.の上野ショールームで、芸人・囲碁将棋による「はじめてのパチンコ体験会」を開催した。
同イベントは、パチンコ未経験者・初心者に対し、パチンコ・パチスロの楽しさを実際に体感してもらおうというもの。アテンドしたのは、今でも劇場の出番待ちの時間に打ちに行くほど、パチンコ・パチスロ経験豊富な囲碁将棋(文田大介さん、根建太一さん)の2人。当日は200名近くの事前応募の中から選ばれた35名が参加した。
ショールームでは、パチンコ・パチスロに関する基礎知識(スペック、筐体操作、演出)や、ホールでの遊技の仕方などを、軽快なトークで笑いを誘いながら丁寧にレクチャーした。
その後、参加者は《楽園 アメ横店》に移動し、実際に1円パチンコを体験。始めは、ホールの雰囲気や遊技方法などに戸惑いつつも、いざ遊技を始めると熱中している様子。アツい演出や大当たり時には、一緒にドキドキや喜びを分かち合うなど、初めてのパチンコを大いに満喫していた。
参加していた20代女性は「初めてのパチンコでしたが、とても面白かったです。今後も、ちょっとした隙間時間に遊んでみようと思います」と初遊技の感想を述べた。また、20代男性は「友達に誘われたことはありますが、ちょっと怖くてその時は行けませんでした。今回、囲碁将棋さんに教えてもらいながら打ちましたが、とても楽しかったです。ホールに対する印象がガラッと変わったので、友達を誘ってまた行ってみたいと思います」と話してくれた。
アテンドした囲碁将棋の2人は、「僕たちもパチンコ・パチスロをやる手前、初めてパチンコを打ちたいと思ってくれている人に教えるのはとても楽しかったです。今回は1円パチンコを遊技してもらいましたが、少額で遊べることをアピールできたのも良かったと思います」(文田さん)、「思ったより白熱してくれていたので、それが嬉しかったですね。パチンコを通してファンの方とたくさん触れ合えたのも良かったです。今回、良い機会をいただきました。ありがとうございました」(根建さん)と同イベントを総括した。
業界では今、新規ファン獲得に向けた施策を「KIBUN PACHI-PACHI委員会」を中心として展開している。今回のイベントに参加した35名のほとんどが未経験者であり、同社初の試みは、未経験ファンとパチンコのファーストコンタクトの機会を創出する貴重な場となったことは間違いない。こうした活動・施策を皮切りに、新規ファンを増やす取組みがさらに広がっていくことに期待したい。