来店客の属性に合わせた最適なLINE配信で業績アップを狙う
LINE会員への一律配信では、色んな意味で無駄打ちが…。伝えたい層にしっかり伝え、そうでない層には控え目に。これを実現するのが『ぱちLINE』のセグメント配信だ。
集客の最大化とコスト削減を実現
今やホールの集客にLINEは欠かせない。地域、年齢、性別など属性を問わずに安定的に高い広告効果が期待できるからだ。しかし、LINEを販促ツールとして、ホールは最大限に使いこなせているだろうか? そこで注目して頂きたいのが、昨年末に株式会社シー・エフ・ワイ(CFY)がリリースしたLINE配信をサポートする運用ツール『ぱちLINE』だ。
『ぱちLINE』の主なメリットは、ユーザーに向けてセグメント配信(=ターゲティング配信)ができること(下参照)。そして、セグメント配信を行うことにより、効果性の低いユーザーを配信除外することで、余計な配信コストを削減できる点となる。
セグメント配信の方法は予め自店舗のユーザーを属性毎にリスト化。ジャグラー好き、海物語好き、イベントに反応する層、新台に反応する層など、ユーザーの嗜好や行動に沿って区分けすることで、ユーザー1人ひとりに合ったLINEアプローチが可能となっている。
また配信コストは、今年6月から値上がり(上参照)したこともあり、会員数や配信回数が多いホールほど、そのコストがより無視できなくなった。しかし『ぱちLINE』のターゲティング配信を活用することで、いわゆる“無駄打ち”を減らすことができることから、コストを抑えた形で運用することが可能だ。
配信内容を常連重視に
ではお盆営業や、復活傾向にあるパチスロ営業の活性化を狙う上で、『ぱちLINE』をどのように有効活用すれば良いのか。
その1案として同社が推奨するのが、常連客と勝ち金額重視ユーザーをセグメント分けしたLINE配信だ(上参照)。
狙いは、自店の売上に貢献する常連客を今以上に大切にした営業を確立すること。逆に特定日にしか来ないようなユーザーへの不必要な還元を防ぐ目的もある。
具体的には、イベントを行う際、LINEによる配信内容を、常連客はより具体的に、勝ち金額重視ユーザーは、やや抽象的な内容とする。結果的に常連客への還元割合を高めることで、より自店の狙いに沿った営業を実現できる。
同社の梶川弘徳社長は「いわゆる“プロ”は、お店ではなく出玉で、行くホールを決めています。望まない層への還元を防ぐためにもホールはプロの特性をもっと知る必要があるとともに、自店にどのような層を呼びたいのか定義付けする必要があるでしょう。LINEは見込み客を集めるツールとしても適しており、週末ユーザーをタグ付けすることで、お盆営業の集客に活用することも可能です」と話した。
株式会社シー・エフ・ワイ
Tel.04-7170-2068
https://cfy.jp