パチンコ業界の景況が改善、今後も回復基調の見通し

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シーズリサーチはこのほど、「第92回 パチンコ景気動向指数(DI)調査」を実施し、4月10日にその結果を公開した。

この調査は、ホール経営の業況の良し悪しを3か月ごとに定期的に調べるものである。DI値は、調査対象のホール企業に「良い」「さほど良くない」「悪い」という選択肢の質問を行い、+100~-100までの値を算出する。プラスなら景気拡大期、マイナスなら景気減速期と判断される。今回の調査は今年3月16日から3月31日にかけて実施され、54のホール企業から回答が得られた。

過去1ヶ月の収益、売上、粗利などから判断される「全般的業況」は、今年3月時点で-1.4ポイント(昨年12月比で42.6ポイント良化)となった。前回から大幅に業況が改善し、3か月後には5.5ポイントまで回復する見通しとなっており、業況に回復基調が見られる結果となった。

全般的業況

また、稼働状況もパチンコ、パチスロともに前回の調査の昨年12月比で回復している。特にパチスロは今年3月時点で27.0ポイント、3か月後は41.9ポイントの見通しとなっており、稼働の回復を見込む声が多かった。なお、貸し玉料金別で見た稼働状況は、4円パチンコ以外が大幅に回復する結果となっている。

貸し玉料金別の稼働状況

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