広告宣伝新ルールで新展開
ウェブツールとの融合を加速
編集部 早速ですが、ファイブ・プランニングさんはどういった経緯で「やたい劇場グループ」のFCに加盟したのでしょうか。
井芹 あれは今から5、6年位前になりますか。
森江 そうですね、2018年だったと思います。最初は私と代表の東原が、熊本に1回視察に行きました。2箇所ほど現場を見て、実際に食べてシンプルに美味しいなと思いました。ただ、屋台を駐車場で開かせて頂くのに、 ホール様から開催費を頂くというのが、カルチャーショックでしたね。
井芹 FC加入前に、ファイブさんの会議に出席させて貰いました。色々言われましたが(笑)。その時は、地域のテキ屋的な方が因縁をつけてくることの心配を特に気にしていましたね。
森江 なりましたね。
編集部 どのように答えたのですか。
井芹 もちろん、うちは大丈夫ですと言い切りました。というのも、単価150円の商売で因縁をつけられることはありませんって答えました。だって、150円で100パック売っても売上は1万5000円ですから。それもそうですが、やっぱりホール様から開催料を頂くというビジネスモデルに戸惑いをお持ちでしたね。
森江 そうなんですよ。やっぱりイベント料を頂戴したうえで、売り上げも頂くっていうことのイメージができませんでした。それをホールさんに対して説明するのも苦労しました。「なぜホール側がお金を支払って商売をしてもらわないといけないの?」っていうご意見をたくさん頂戴しました(笑)。
井芹 確かに前例がない事を理解してもらうのには苦労しますよね。
森江 本当に最初は、なかなか商談がまとまりませんでした。ですので、まず1回やらせてくださいと。
井芹 わかります。全国的にも最初は同じような感じです。
東原 しかし、一度開催して頂くと、またやって欲しいとなるわけです。結果的に全てリピートに繋がったのですが、最初の1歩が大変でしたね。ただ現場に立つと、お客様に喜んでもらっていることが実感できます。負けたお客様でもこういう形で店舗にいい印象を持って頂けることは、特に常連のお客様に効果があると感じました。そういう声もあってか、来店されるすべてのお客様に喜んで頂けるツールだということを、ホール様も実体験を通してわかっていただけているのかなと感じています。
駐車場催事告知可能に。ネット連携がポイント
編集部 ところで、広告宣伝の新しいルールでは、駐車場で行われる集客目的の催事が認められることになりました。相性は良さそうですね。
井芹 これからは、やたい劇場とネット販促を組み合わせ、ユーザー同士の口コミがウェブ上で広がったりなど、SNS等の活用を加えたトータル的な提案ができればいいですよね。
東原 そうですね。ホール様側が駐車場での催事をきちんと告知できるようになるのは大きいと思います。
井芹 全員に還元するっていう気持ちは、こういうことでしか表現できないんです、って言うとわかりやすいかも知れません。それに私達は射幸心を煽るスタイルではありませんので、ここは誤解してもらいたくないところですね。
編集部 といいますと。
井芹 例えばライターイベントなどは、実際そのホールで演者さんが遊技して出玉に関わるケースもありますが、私達は一切関わり合いません。その線引きはハッキリとしています。
森江 ですね。開催しているホール様は、分かってくれていると思いますが。
井芹 そういったイベントと差別化する意味でも、より高い集客効果は狙っていきたいと考えています。
東原 ポイントとしては、今いるお客様が負けても、またきてもらえる環境を作るだけでなく、若い人に対し、パチンコに興味や関心を持ってもらうための取り組みが必要だと思います。
井芹 そこ大事ですよね。
東原 やっぱり興味や関心を持ってくれた人の中からしか、実際に行動を起こして、お客様になってくれるって人は出てこないと思います。長期的な視点でウェブ広告などを活用して、店舗が頻繁に目に入るようにしておくことも一つのやり方だと思います。
井芹 私としても、コロナ禍から日常を取り戻す中で、やたい劇場としても色々新しいことを考えていますし、今年は活発に動いていきたいですね。
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