マルハンは4月4日、企業版ふるさと納税制度を活用し、2,000万円の寄附を行ったことで紺綬褒章を受章したと発表した。3月30日、小田原市役所で行われた伝達式で、守屋輝彦市長よりマルハン東日本カンパニーの韓裕社長に褒状が手渡された。
同社では昨年の《マルハン小田原店》オープンを契機に、小田原市との関係強化や地域活動参画の一環として寄附を実施した。
伝達式で、守屋市長は寄附に対する感謝を述べた。一方、韓裕社長は、褒章に対する感謝とともに、寄付が「公民共創プロジェクト研究＠おだわらイノベーションラボ」プロジェクトに活用されたことに言及し、「世界が憧れるまち“小田原”」の実現を祈念した。
企業版ふるさと納税は、地方創生プロジェクトに対する企業の寄附に対し、法人関係税から税額控除する仕組み。令和2年度の税制改正により、寄附額の最大約9割が軽減される制度となっている。
左からマルハン東日本カンパニーの韓裕社長、小田原市の守屋輝彦市長。
