パチンコ(パチスロ)参加率は7%、過去最低水準に

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リサーチ企業・マイボイスコム㈱はこのほど、7回目となる『パチンコ』に関するインターネット調査を実施した。その結果、現在パチンコやパチスロをしている人は約7%で、過去最低水準だったことがわかった。利用者の動機は「気分転換」や「ストレス解消」が多く、「遊びやレジャー」として楽しむ人は少ない。また、1回あたりの使用金額も減少傾向にある。

調査対象はMyVoiceのアンケートモニターで、今年2月1日~5日に9,999名(10代~70代までの男女)から回答を得た。パチンコをしたことがある人は5割弱で、現在している人は5.6%だった。パチスロも同様で、経験者は約26%で、現在している人は3.9%だった。いずれかをしている人は約7%であり、パチンコ、パチスロとも過去の調査時に比べ、大幅に減少している。

利用者の理由(複数回答)では、「気分転換」が50.5%、「ストレス解消」が36.7%、「暇つぶし」が35.1%と上位3つを占めた。「遊びやレジャーの中の一つとして楽しむ」「ゲームとして面白い」という回答は女性でやや高かったものの、全体では20%以下だった。

またパチンコ、パチスロの利用意向については、「したいと思う」「まあしたいと思う」という利用意向者は全体の約8%であり、パチンコ、パチスロいずれもしない人に限って見ると約3%にとどまった。

さらに利用者の1回あたり使用金額では、「~1万円」が65.4%で最多だった。2019年調査に比べ、使用金額も下降傾向となった。

調査結果からは依然としてパチンコ・パチスロ業界は厳しい状況に直面しており、若者層への訴求力強化など課題も多いことが浮彫となっている。

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