【コラム】ぱちんこ、パチスロ旧規則機の終了と次世代機が登場した2022年

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今年も残すところあと僅かと言うこともありますので、簡単にではございますが2022年の総括的なモノを行ってみたいと思います(文=荒井孝太/チャンスメイト代表取締役)。

旧規則機完全撤去

2018年2月に規則改正があり、その後4年間(当初は3年間予定)の経過措置期間が今年の1月31日に終了し、全ての「CR機」「5号機」が市場から撤去されることになりました。

長らくユーザーから愛された台、ぱちんこでいえば「CR真・北斗無双」や「CR真・花の慶次2~漆黒の衝撃」、パチスロでいえば「押忍!番長3」「SLOT魔法少女まどか☆マギカ2」などが、2021年1月31日をもってホールから姿を消すことになりました(一部地域では検定期間が残存により2月以降も設置できた地域もありました)。

これにより、CR機、5号機の時代に区切りがつき、新たな時代へ移行することになりましたが、このタイミングで既に「P大工の源さん超韋駄天」の大ヒットから約1年半ほど経過しており、CR機の性能を上回る機械もありP機に関しては大きな可能性を感じていたかと思います。実際、「Re:ゼロから始める異世界生活鬼がかりver」や「新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮」はこのタイミングで既に導入されており、大ヒットと思われる稼働を叩き出していました。

一方、パチスロに関しては、6号機は5号機の性能にほど遠く、少し不安を感じる状況ではありましたが、今年の6月6日より導入が始まった6.5号機、とりわけ、7月4日から導入開始の「S犬夜叉」「S甲鉄城のカバネリ」などは、それまでの6号機とは比べ物にならない性能を保持しており、今後のパチスロの可能性が大きく高まったといっても過言ではないでしょう。

スマート遊技機導入開始

そして、2022年11月よりいよいよ次世代遊技機とも呼ばれるスマート遊技機「スマートパチスロ」が市場に導入されたわけです。今のところは機械トラブルや大きな混乱もなく市場に受け入れられております。

現在のスマスロは、メダルの有り無しぐらいでしか現行のS機との大きな違いがありませんが、今後の動向次第では、スマスロだけに該当する内規や申し合わせ事項の変更、もしくは、S機のみに該当する内規等の変更により、よりスマスロやS機の独自性が出てくる可能性は否定できません。

そこまでの話はやや早急ではありますが、まずはスマート遊技機が市場において大きな問題が発生しなかったということは、第一段階クリアとも呼べる内容ですので、今後どのように展開していくのかという部分により注視していきたいと思います。

2022年は旧規則機撤去に伴う入替費用の負担増、スマート遊技機導入に際しての負担増など、ホール側にとって非常に費用負担が多い年になりました。ホール負担が増えると言うことは、ユーザーへの負担が当然ながら強くなるのは間違いありません。

その一方、遊技機メーカーや周辺機器メーカーはモノが売れた時代と言うこともあり、好業績だった企業も少なくありません。半導体等の部品が品薄で価格が高騰し、円安の状態によりその他の部品等も2、3年前より10倍以上の価格で取引されるなどの話も珍しくなくなりましたが、元々のスマート遊技機はホールの費用負担軽減という目的もあったため、2023年以降はホール側の費用負担が軽減できるような策をメーカー各社には積極的に提案して頂きたいと願っております。

◆プロフィール
荒井孝太
㈱チャンスメイト 代表取締役

パチンコメーカー営業、開発を歴任後、遊技機開発会社チャンスメイト(https://chancemate.jp/)を設立。パチンコ業界をより良く、もっと面白くするために、遊技機開発業務の傍ら、ホール向け勉強会や全国ホール団体等の講演会業務など広く引き受ける。

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