今年の新台販売台数、トップは『Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~』の5万台

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今年の新台は業界全体で何台売れたのか、パチンコビレッジが12月15日、都内台東区のターミナルホテルでプレス会を開き、調査結果を報告した。

総販売台数はパチンコが103万7,000台、パチスロが72万1,000台との結果に。昨年比でパチンコは6%減(昨年は110万5,000台)となった一方、パチスロは15%増(昨年は62万7,000台)となった。

パチンコは1機種当たりの平均販売台数は増加したものの、部材不足等による販売機種数の減少が響いた。パチスロは6.5号機の高評価やスマスロへの期待の高さが販売台数を押し上げた。

機種別で見た販売台数は、パチンコが『Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~』が50,000台でトップ。以下、『P真・花の慶次3』が38,000台、『Pフィーバーからくりサーカス』が30,000台で続いた。同様にパチスロは『S押忍!番長ZERO』が41,000台でトップとなり、以下、『マイジャグラーV』が32,500台、『ハナハナホウオウ~天翔~-30』が30,000台で続いた。

なお注目のスマスロは、『HEY!エリートサラリーマン鏡』が22,000台、『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』が20,000台、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』が18,000台の販売台数となり、それぞれパチスロ部門の販売台数ランキングトップ10に入る結果となっている。

メーカーグループ別の販売台数ランキングでは、パチンコのトップがSANKYOグループで、1年間で18機種をリリースし、計23万7,500台を販売。同様にパチスロのトップはユニバーサルグループとなり、1年間で10機種をリリース、計95,000台を販売した。

同社の村岡裕之代表取締役は来年(2023年)における新台の販売動向について触れ、「スマスロへの期待感が安心要素としてある一方、底が見えないホールの減少や型式試験の適合率の低さ、遊技機およびユニットの部材不足が不安要素としてある。特に来年前半は(新台の販売が)低調に推移する可能性が高い」と見通した。

またスマート遊技機の動向については「スマパチは現状、販売を予定する機種が適合を1つも受けていない。スマスロも来年3月頃まで新たな機種の導入予定がない。不透明な状況ではあるが、来年の新台販売予測(パチンコが100万台前後、パチスロ75~80万台)のうち、スマスロは30%ほど、スマパチは15%ほどの販売を占めるのではないだろうか」と見解を述べた。

パチンコビレッジの村岡裕之代表取締役。

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