メダルを使わない次世代遊技機であるスマートパチスロの市場導入が11月21日、全国の各ホールで始まった。そのうち、都内屈指の47台を揃えた《マルハン新宿東宝ビル店》では、朝から多くの遊技客でスマスロ島が埋まるなど、まずは順調なスタートを切った模様だ。
同店では、『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』26台、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』14台、『スマスロリノヘブン』7台の計47台を導入。同日には人気パチスロタイトルの増台もあったが、開店以降スマスロ島から順次稼働していったという。
同店の山田豊店長は、「稼働の様子を見る限りでは、メダルが出ないことを変に思っている人はいないようです。場所柄若年層が多く、スマスロの遊び方などは、すでにある程度理解されている印象です」と、ファーストインプレッションを語る。システム上のトラブルなども現時点では見られないという。
今後については、「しばらくは物珍しさもあり注目を集めていくと思います。年末年始にかけても稼働は問題ないだろうと考えています。ただそれ以降については、どれだけスマスロを流行させていくかという運用力が、店側に問われていく状況になっていくのではないでしょうか。そのためには、期待に応えていくことが重要だと考えていますし、店側としては、スマスロ打つならマルハン東宝に行こうと思って貰えるようにしていきたいですね」と力を注いでいく方針だ。
また、別の都内駅前店の関係者は、今回のスマスロ導入に際し「今日は普段より、若いお客様が多く並んでいました。パチスロは6.5号機によって少しずつ良くなっていますので、今回のスマスロで、さらにファンが増えてくれると嬉しい」と期待を寄せている。