目下、6.5号機の業績が堅調だ。登場機種数が増えるにつれ、機種毎に業績格差は見え始めてきたがそれでも従来の6号機と比較すると、その好調さが光る。その出玉性能の高さや、有利区間上限ゲーム数増加に伴うゲーム性向上などが支持される所以だが、実際、6.5号機の登場はユーザーの遊技意欲にどの程度影響を及ぼしているのだろうか。
今回は6.5号機登場以前の今年3月時点と、登場以後の今年8月時点のデータを比較した。まず、来店時間帯で大きく変化したのは「朝から」と「夕方頃から」の2点。「朝から」が6.6ポイント減なのに対し、「夕方頃から」は7.0ポイント増となった。
遊技内容別に来店時間帯を比較しても、「4円パチンコ」「1円パチンコ」「20円パチスロ」「5円パチスロ」の全てが、「朝から」の割合が減少し、「夕方頃から」の割合が増加している。
パチスロにおいてはやはり、出玉性能に長け、短時間勝負に向いている6.5号機の存在が大きく作用しているのだろう。スランプグラフが凹んでいる台でも、狙い目になった点も夕方以降の来店増に繋がっているものと推察できる。
パチンコでも市場評価の高い定番機種に加え、『Pサラリーマン金太郎』『Pからくりサーカス』など、高速消化や、大当たりALL1,500個のスペックが登場したことで、仕事帰りでも勝負しやすくなったことが要因と考えられる。
今後、スマートパチスロの登場を控えており、コロナ以後の課題だった夜稼働のさらなる底上げが期待される。11月以降の動向に注目だ。
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