一般社団法人 余暇環境整備推進協議会（余暇進／佐藤正夫代表理事・会長）は9月13日、令和4年9月度の部会・理事会をオンラインにて開催。ダイコク電機DK－SIS室長の片瀬宏之氏が、パチンコホールの直近の業績状況等に関して講演した。
片瀬氏は「DK－SISデータから見る2022年～6.5号機によるパチスロ業績の変化～」をテーマに講演。8月のお盆商戦における集客状況やパチンコ・パチスロ別の稼動等の営業データを示しつつ、過去の実績との比較から変化のあったポイントについて要因分析や傾向から予想される将来的な動向にも言及した。
そのなかで、パチスロ6.5号機の市場導入後、ファンの遊技動向としてパチンコ・パチスロ両方を遊技する層が減り、パチスロのみを遊技する層が増えていると指摘。そのうえで「6.5号機であればどのような機種であってもファンから支持を得ているというわけではないため購入台数が増えていく今後は機種選定がこれまでよりも重要になる。スマスロについて高コイン単価が業界の注目を集めているが、その部分にのみ注目しすぎないように」と述べ、ゲーム性や単価と出玉のバランスを考慮した機種の選定を行うようアドバイスした。
部会終了後開催した理事会では、各種報告事項や議案を審議。11月22日に開催する秋季セミナーの会場や内容についても協議した。
