栃木県遊技業協同組合は5月24日、宇都宮市内で第56回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では金淳次理事長が再任され、3期目に突入した。
挨拶で金理事長は遊技機情勢について「旧規則機が本年1月末で全て撤去となり、新規則機等が稼働中。今後さらにスマートパチンコ・スマートパチスロの導入が予想され、組合員の皆様にはさらなるご苦労をお掛けすることが予想されるが、組合として全日遊連と連携し、各関係団体とも調整を図り、安心してお客様に遊技を提供できるよう全力で取り組んでいく」と述べた。
また、理事長再任決定後の挨拶では「今年度も多くの店舗が廃業すると言われている中、皆様により早く業界情報を伝え、健全化営業とより強力な営業体制をとっていければと思っている。今回は理事長、副理事長に老・壮・青と各世代の方になっていただいた。今期も頑張っていく」と述べた。
来賓祝辞では栃木県警察本部の髙木克尚生活安全部長が、同組合が実施している防犯グッズ、広報啓発用品の寄贈に対して感謝を述べるとともに、国民的な大衆娯楽として引き続き健全化、感染症防止対策に努めてほしいと要請した。
また、議案審議に先立ち、地域福祉基金として栃木県に寄付金100万円を贈呈した。これに対し、県から金理事長に感謝状が贈られた。
議案審議では上程された第1~第7号議案を全て可決承認した。