MIRAIぱちんこ産業連盟は5月18日、都内で第3期定時社員総会を開催した。
総会後の会見で東野昌一代表理事は、「人が集まった形での総会は3年ぶり。MIRAIとしてはコロナ禍や遊技機の撤去問題など業界が苦しいなかでのスタートとなったが、今年からはウィズコロナとして経済活動を中心に国も動いていくと聞いている。MIRAIでもその方向で進んでいきたい。またこの間、どの業界団体も休会、退会がたくさん出てしまった。この1年間で建て直しを行い、やるべきことをやっていきたい」と決意を表明した。
総会については、2021年度の事業報告や収支決算、2022年度の事業計画や収支予算案、定款の変更、理事の補充選任の各議案を承認したことを報告した。
理事の補選では、加藤英則理事の辞任に伴う欠員補充として、夢コーポレーション株式会社沖宗也代表取締役を理事に承認した。そのほか今期の事業計画では、コロナ禍で実行できなかったストアコンパリゾンや店長塾などの活動を実行していく方針とした。
総会前に開催した理事会では、賛助会員に株式会社プラウド(井口秀樹代表取締役)の入会を承認した。
また、総会後には、今夏の参議院選挙に自民党公認候補者として出馬を予定している木村義雄氏による記念セミナーを開催した。
木村氏は、これからの日本の将来に向けて産業や企業の育成が必要との認識を示し、パチンコ業界においても、監督官庁が規制だけでなく産業育成を進めていくべきと主張した。またパチンコ業界は雇用や納税、社会貢献などで日本社会に大きく貢献しているとして、業界に携わる人や後継者らが夢を持てる産業になるようチャレンジしていきたいと熱く語った。
記念セミナーには全日本遊技産業政治連盟の役員が出席し、木村氏への応援を呼び掛けた。