ぱちんこ広告協議会（PAA）は12月7日、昨年度（2020年4月1日〜2021年3月31日）におけるホール広告動態調査を都内で記者発表した。それによると、外れ値を除外したホールの台あたり月額広告販促費は平均2,094円、市場規模は推計約1,005億円だったことが報告された。
この調査は、2021年8月26日から9月30日の間にアンケート形式で実施され、ホール企業16社、広告・メディア企業22社から回答があった。業界の広告動向と意識を明確化するとともに、産業としての記録蓄積を目的としており、今後も継続していく方針。同会では、「広告規制やメディアの総量に対しデータに基づいた議論ができる」と調査の意義を示している。
調査を取りまとめた同会の広告宣伝ワーキンググループは会見で、「まだまだ至らない点もあると思うが、ユーザーの拡大にどう広告が貢献できるかを突き詰めていきたい」としている。
